福島県会津若松市でマンション・アパートの部屋を借りるには、賃貸業者のお世話になることでしょう。部屋選びは、新しい生活を送る上で大変重要です。部屋を借りるのは借主にとって大きな出費になりますし、慎重な判断が必須です。賃貸にまつわるトラブルも絶えません。そこで、賃貸住宅管理業の登録制度が参考になります。この制度は国土交通省が管轄しているもので、登録している賃貸業者は、法律により借主の利益を保護するように、さまざまな点において義務が課せられているのです。したがって、賃貸業者を選択するとき、この制度に登録しているかどうかが判断材料のひとつとして有効なのです。
現在、会津若松市内で賃貸住宅管理業に登録している賃貸業者・営業所は8店で、会津ガス株式会社、有限会社武田産業、株式会社城北産業、有限会社会津開発商会、株式会社シゲキ、浅沼産業株式会社などです。詳細情報は下のリストをご参考ください。
会津若松市でアパートまたはマンションを見つけるには、まず通学先・通勤先の位置を軸に、大まかなエリアを決めることになります。学校・勤務先に近ければ近いほど便利で、通学・通勤のストレスが軽くなりますが、街の中心部に近いほど家賃の相場は上がるので、予算の枠内におさめるために、学校・会社から離れた場所も想定しなければなりません。社会人の場合、家賃総額は収入の3分の1が目安です。場合によっては会津若松市を選択肢から除外する必要が生じるかもしれません。
どの沿線にするか、最寄駅はどこにするかがポイントです。特急や急行が停まる駅周辺は家賃の相場が高く、各駅停車の列車しか停車しない駅周辺の家賃の相場は比較的安くなります。駅から遠いと徒歩では厳しくなるので、自転車またはバスを利用することになり、家賃相場はさらに下がります。目星を付けたら、実際に現地に赴いてみましょう。コンビニやファストフード店など、生活に便利な店舗が多いかどうか、自分の眼で確かめるのです。
会津若松市における賃貸にはいくつか費用が必要ですので、順に説明します。まず家賃です。家賃は説明不要かもしれませんが、部屋の料金として毎月大家に払う費用です。地域や部屋により大きな価格差があり、部屋を決める際の主な判断材料になります。次に敷金があります。敷金は正確にいうと預り金であり、入居前に大家に預けて、退去する時に返還されます。家賃が不払いになったり、賃借人が部屋を損壊した場合、敷金から賄われるので、その場合は退去時に返金されません。次に礼金です。敷金とともに不思議に思われる費用ですが、大家への謝礼金として入居前に払う費用です。額は物件によって違いますが、だいたい1~3か月分の家賃に該当する金額になります。次に更新料です。当初の契約期間が終了し、引き続き同じ部屋に住む場合に発生する費用ですが、発生しない物件もあります。最後に管理費(または共益費)です。存在しない物件もあります。管理費はマンション等の共用部の保全・維持のため管理組合に支払う費用で、家賃とは別に毎月支払いますので、部屋探しの際には確認しましょう。